|
やっと宮指路岳の特徴ある三角形の山の端が見えてきた。ほっ。
小岐須峠。
カワラコバから来た人二人。小峠に対して、以前はこちらが主流だったそうで、名前も大峠。
|
宮指路岳岩峰到着。
この頃、ブログなどで鈴鹿のマッターホルンと紹介されている鎌ヶ岳。その尖った山容が格好いい。迷いながら歩いてきた長い稜線も素晴らしい。野洲川のダムも迫ってくる。
馬乗り岩で仙ヶ岳からの風を感じる。目の前には荒々しい犬返しの剣。御在所に似た雰囲気で気分は最高だ。標識あたりは、数年前と同じ「狐の襟まき」芝生!
|
三体仏から東海展望。
ここでも神様の岩に乗る横着な私!
野登を前にざらざらした岩場でランチタイム。岩や遠くの山ばかりに見とれていたが、すぐそばにあのネコヤナギのようなコブシの蕾。春までそうやって過ごすんだね。
お日様ぽかぽかあったか。味噌汁もあったか。これからの季節はあったかイコール幸せ。
|
降りはヤケギ谷の落ち葉道で残り少ない秋を独り占め。下の滝まで降りてくると鮮やかな紅葉が目に飛び込んで来た。
|
大石橋からの林道はため息が出るほど美しい。山が陽光に赤や黄色にきらきら輝いている。まるでパレットから絵具が飛び出したみたい!
色づいた木々と蒼い空とその光が、私に降り注ぐ・・・厳かで、畏れおおいような感覚。晩秋の小岐須渓谷の空は、さながら教会のステンドグラス!お見事・・・
今年の秋山を知らない私にとって、余りにも強烈な今日のフイナーレ。最初で最後の秋色に包みこまれた心地よさに浸ります。皆さん、ありがとうございました。
なんとその感動の余韻は数日つづきました。
|
|