前尾根

        1212m (三重)
GOZAISYO

2009年6月14日 はれ

P4:30〜(スカイライン〜裏道)〜P7(6:00)〜P1(10:00)〜(本谷)12:20〜P13:20

駐車場は既に満車。あまり時間が早いので「怪しい奴!」と小屋の犬に鳴かれる・・・。

P7。
私は三日前に特訓。夫は二日前、前尾根を二回トレーニングしている。ルベルソの使い方をしっかり復習しよう。
左手をジャミングして、体を外に出して抱きかかえ岩。
丸岩手前で大きなため息。「落とさないようにと思うと疲れる・・・。」

P6へ。
立ち木でビレイ。フエースから。
左岩だけに足を掛け登る。リッジまでは上手く行けた!いよいよ一番苦手な最後のフエース。縦に流れるガバに右手をジャミングするが、右足に乗り切れない。思い切れない。もっと体を右に振るといいのかも。手が短いのでカラビナに届かないし・・・。跳び箱岩。真っ直ぐに登る。

P5。
練習の為、きちんとビレイする。一番上の岩で。

P4。
一番上の左岩で確保。自分の体が支点より上になると上手くできない。下の岩へ降りてやりなおし。ルベルソで引き上げるのが重い。

ななしからP3。
北谷側の6級フエースを行くという。すぐ上でビレイしようとするがどう取ったらいいかわからない。岩に掛けて支点としようかなど悩んでいるとI木さんがソロで来た。
「すぐ上にカラビナをかけ、チムニー下でビレイがいい。」ロープが直角になるのでダメかと思ったけど・・・。振られるのが怖いから早く登って!「スタンスがないので登れない。」とクラックへトラバースしている。

チムニーへ。私が先に。凹角部とその右上にもボルトがあって二箇所カラビナをかける。
いつもビレイする岩を越えて、てっぺんの二ツ岩までザイルを伸ばす。ボルトが錆び錆びで怖い・・・。夫はつま先でスラブを登っている。「靴をフラットに!」と先生の声。
二ツ岩を藤内側へ降りる。トラバースしてコルへ。見下ろす一壁には誰もいない。日曜で混雑すると、皆、あきらめたのかな?

 
I木さんがヤグラをリードしてくれるそうだ。今季二回目。下部クラック取りつきと一番上が難しいけど・・・。やっぱり抱え岩で右外フエースに出るのが怖い。勇気がないので思い切れない・・・・。


すぐにN田さんがトップで登ってきた。めちゃ身軽。ビレイは半マスト。
懸垂下降はそのN田さんがセットしてくれた。自己ビレイのデイジーチェーンにルベルソ。プルジックで降られ止め。そのシュリンゲを下げると降りる。手を離しても止まるようになっている。まだよくわかっていない・・・。
「御在所はボルトがしっかりしているのでいいけど、錫杖の左方カンテではボロボロで怖かった。岩登りもこれくらいがいいのかも・・・。」ホンちゃんのボルトは酷使されているようだ。こわー。
次々人が来た。若い人はちゃんとハンマーを持っていた。



本谷を降りる。
キンコウカの蕾。シモツケソウの葉が出ていた。ヤマツツジやタニウツギが咲き乱れていた。

くぐり岩横岩は何度降っても怖い。クライムダウンでは下が見えないから。
不動岩下でギボウシの蕾。なんかいい香り、ササユリみっけ!
躑躅が終わってササユリの季節!


登山口近くでタツナミソウ、ギンリョウソウ、シライトソウ、ナツツバキの蕾。ナルコユリは終わっていた。
白いお米のような花。透明感があって綺麗。横並びで花がつくのが面白い。たぶんネジキ。


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