前尾根

        1212m (三重)
GOZAISYO

2013年11月2日 くもり

P7:00〜(裏道)〜(前尾根P7〜P2)(8:30〜12:20)〜P1〜(裏道)〜小屋〜P15:00

日向小屋から、ガイドツアーさん。ネットで見たことあるような気がする・・・小屋は温かくて快適だったそうです。足運びの軽さで、自分とのレベル差がはっきりわかる。今日は、風がなく穏やか。天気はくもり。
藤内小屋には、もうUさん親子。今日は一壁へ行くそうです。先週はあの強風の中、中尾根へ行かれたそうで、ぶくぶくダウンを着ていても寒かったとか。夢中になれることがあると寒さも何も感じない?!きっと、若いってそういうこと、素晴らしい。
たしか私は、国見山頂付近で手が凍って感覚がなかったような・・・



前尾根には誰もいない。先先週は超満員だったのに。

P7。
後から、2パーテイ。
先先週のように、速く行こうと思っていた。ところが登り始めると岩が冷たい。ずっと触れているうちに、手が痛くなって感覚がなくなった。フレンズを外そうと思っても指がかじかんで動かない。首筋に手を入れて温めると、やっと感覚が戻った。おまけに岩は濡れて滑る。

P6。
寒いので体が強張って、上の跳び箱岩になかなか取りつけない。後続さんはチムニーから来た。ザックを背負ったままだ、すごーい。
一壁に何人もの人がやって来た。あそこも寒そう、岩も冷たそう・・・

P5。
フレンズを使うが、うまく流れない。まだ使い方がよくわかっていない。引きあげるのに、綱引きのように力がいる。


P4。
楽しい岩場。

P3。
チムニーの取りつきを、又忘れて苦労する・・・
相方は、六級フエースから、クラックへ。膝と腕の力が相当いる。


P2。
岩が濡れているので、取りつきで滑る。チョックストン下もぬるぬるしている。ここでも腕の力がないので、四苦八苦。
後続さんが登ってきた。半マストでビレイ。振られないようにか?足元もカラビナで固定。


大阪岳友クラブさん。いつもは六甲で練習されているそうです。二時間かけて御在所へ。我々がいつも御在所と言うと「贅沢ですね」の言葉が返ってきた。

懸垂下降。
ルベルソに安全環カラビナ。バックアップを取って、相方が降りる。今日も確認の為のベテランさんがいてくれてラッキー。

P1から裏道へと降る。クラブさんは危ない前壁ルンゼから。1000mくらいの紅葉が綺麗だ。黄色が鮮やか。


裏道は、登りも降りも数珠つなぎ。さっさと歩けないほどだ。あちこちの岩で休憩する山ガールさん。立ち止って、大勢の人が、一壁を見上げている。藤内入口で又、クラブさん等とバッタリ。かかった時間はほとんど一緒。岩がぬるぬる滑って怖かったそうだ。

ウサギの耳では、ギャラリーがすごい。皆、果敢に挑戦する女性クライマーに見惚れている・・・

小屋ではSさん等。
「もうこの季節の岩は、血流障害を起こす。寒過ぎて、体に悪い!」なるほど。凍った岩に手がかじかんだもの・・・もうすっかり、スキーモードだそうです。11月の岩場は冬山。10月のそれとは全く違う世界。この秋に、何度も、前尾根の岩歩きができて良かったです・・・

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