前尾根

        1212m (三重)
GOZAISYO

2014年5月3日 はれ

裏道登山口P〜(裏道)〜(前尾根P7〜P3)〜前壁ルンゼ〜(裏道)〜P

登山口に、6:30に到着したが、もう満車状態。一台だけスペースがあってぎりぎりセーフ。Nさんもすでに到着されていた。今日はよろしくお願いします。

昨日の自衛隊さんの姿は小屋にはなかった。

前尾根の取り付きまで歩き、テストストン前で準備。ロープは一本で、私は三人の真ん中。トップのビレイは私がするようだ。三人で繋がるのってあまりやったことがないけど、できるかな?

P7。
もうすでに何人も前にとりついている。タイミングが悪い!初めての人も数人いるようだ。これは時間がかかりそう・・・

後ろにも人、人、人・・・
今日はドロミテの予行演習と意識する。ここは御在所だけど、ホンちゃんと錯覚して、心臓ドキドキ?腕も足も動かない!?
それに、先行者が、ピッチを短く切っているので、岩の途中で待つことになった・・・まあぼちぼち行こう。

P6。
平均年齢68歳というH山岳会と三河山岳会の人が押し寄せてきた。暑い日差しを避けて、木の陰で待つ。炎天下だったら熱中症で倒れるよ!

数珠つなぎで次々登るけどなかなか進まない。待ちくたびれてきた。
Nさんもちょっとイライラ?・・・

P4。
すべり台中ほどから、凹角部へ戻って、再びすべり台てっぺんに出るルート。ここは初めて。自己ビレイする支点がないので、絶対落ちないようにする。レイバックで、終了点へ。

このレイバック、体が覚えていた!


P3。
チムニーはうまく中に入れた。体を南に向けて岩に乗る。待ち時間が長かったので疲れてしまった。


やぐらはパスして、前壁ルンゼから、慎重に降りる。

眼下にピンクの木々を見下ろす。アカヤシオの海?!を俯瞰するってめちゃ贅沢。


裏道に降りるとまだシロモジが蕾だった。壁を華やかに彩るアカヤシオを仰ぎながら軽く食事。この時期の藤内は見事だ!

降りは膝を痛めないようにゆっくり歩かれるNさんとここで別れる。ありがとうございました。



2014年5月2日 はれ 風

裏道登山口P〜(裏道)〜(前尾根P7・P6)〜(裏道)〜P

小屋前には自衛隊員さんが大勢。

北谷から見上げる砦岩や中道のキレット辺りは、アカヤシオでピンクに染まっている。新緑も美しい。

藤内沢出合まで来ると、沢にロープが張られている。ここですでに訓練が始まっている。

今日の我々は、壊れた?肩と膝が岩壁で使えるか見てみるのだ。体への負担を少なくする為、ザックは取り付きに置いていく。誰もいない壁。GWで遠出した人が多いようだ。静か・・・こんなこともあるんだ。

前尾根P7。
相方はカムを忘れたと言っている。たしか、以前は上部にハーケンがあったように思うけど、今日は見つけられない。
仕方なく、中ほどからスタート。杉の大木で確保する。乾いてざらざらした岩肌を足裏に感じる。気持ちいい。この感覚、久しぶり。二年ぶりかな?

体も軽く、ささっと動ける。相方は、丸岩を超えた木の根っこで確保していた。

いつも苦労する丸岩だが、藤内側の左手と左足にしっかり乗ると一回で乗り越えた!うまくなったの?そうじゃない、よく考えてみると、今日は背中にザックがないんだった。荷物をしょってるのといないのとでは大違い。


P6。
誰もいないので楽ちん。フエースから進む。最後の跳び箱岩はほとんど垂直なので私には難しい。何度目かでやっととりつくことができた。午後の用事のため、今日はここまで。


巻き道を降りて行くと、P7に東京から来たという女性二人が登っていた。小屋に滞在して御在所の岩三昧の休暇だそうです・・・
藤内沢まで戻ると、うまくできない自衛隊さんがしごかれていた。厳しい男の世界・・・

小屋では剣岳池の平小屋のK池さん。今年も7月に小屋をあけるそうだ。山小屋の番人さんて、大変だな・・・



K山岳会さんのログハウスあたりでカモシカ!岩壁と同じ色でちっとも目立たない。さすが!

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