前尾根

        1212m (三重)
GOZAISYO

2014年9月27日 快晴

裏道登山口P7:00〜裏道〜(前尾根P7〜P2)(9:10〜12:30)〜P1・13:15〜小屋14:10〜登山口15:00

すっきり秋晴れ。


P7。
先行のセカンドさんは、40歳代?の若い人。「屏風へ行きたいので・・・」三人繋がっている。彼等を見送っている間に次々人が来た。今日は、タイミングが良く待たずにすんだ。

小屋でガイドのN村さんが「今朝方、雨降ったよ」と言っていたが、やはり、下部の岩は濡れていた。手も足も滑る・・・年配の後続女性から、いろいろアドバイスがある。ありがとうございます。


P6。
チムニーの直登ルートの若い人が止っている。足元にアブミが揺れる。どこかに何か手掛かりがあるかもと両手で岩を探って、ガバを見つけた。「これで行ける」するするっと登った。

先行の真中さんはユマールを使っている。よくわからないが、カラビナを全部はずして行った。三番目さんが振られない?・・・

後続さんがチムニーから来た。素足!?で気持ちよさそう。


P5。
私がトップで。下部でカムを使う練習。

P4。
先行さんは取り付きで休んでいた。先を譲られて、相方がトップ。古いハーケンにはスリングをかけるようお願いする。ピッチを中ほどで切っていた。


名無し。
ざらざらした岩の感触が心地いい。爽やかな秋風が体をすり抜けていく。めっちゃ快適!岩の上で小休止。前も後も誰もいない。九月の前尾根はいい!

この季節、ツルムや一壁は日陰だから寒いだろう。人影がない・・・


P6のチムニーさんが、P4北谷側から現れた。「間違えたかな?」若いって何しても楽しいよね。


P3。
相方は6級フエース。ロープを引き上げるのに力がいる。もうちょっと楽にならないかな・・・

チムニー。
ここはカムを使うのも慣れてうまく登れた。相方は真中のクラック。足のジャミングが難しそう。

終了点へも早めにカムを使う。尖った岩にシュリンゲをかけてビレイする。いつもながら、腕が疲れてフラフラになる。

Mおかさん。
やぐらが終わって小休止中。8月に槍ヶ岳北鎌尾根、9月の初めに剣岳源次郎尾根に行かれたそうだ。今から藤内沢へ降りてパスったP7を登るとか。やっぱりすごい、姿勢が違う・・・

やぐら。
相方はやる気満々。私は、そのビレイだけする。最後のチョックストンでスリップ。大丈夫かな。二回目、抱きかかえて登れた。その後、懸垂のためザイルアップ。相方はカラビナをはずしながら降りてきた。見るとちゃんとバックアップもとってあった。やっと独り立ち!

日陰で、動いていない私は手足が冷たくなってきた。日向で温まる・・・

無事、前尾根終了。


やぐら上で、ダイモンジソウ見っけ。アキノキリンソウも。


P1。
今来た藤内と大地を真上から見下ろす。いい気分。


小屋の作品展。
天気がいいので、安心。


登山口でアケボノソウ。甘いのか蟻が乗っかっている。株も増えているようだ。

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