前尾根

        1212m (三重)
GOZAISYO

2015年5月23日 くもり

P7:00〜(裏道)〜前尾根P7〜P3(8:00〜11:30)〜P1・12:30〜(裏道)〜登山口14:30

今季初めての前尾根。岩は乾いている。

P7。
久しぶりだから手こずるだろうなと取り付くがいつの間にか通過した。苦手の丸岩は藤内側に重心をかけると一度で乗り越した。いきなりハイな気分!


P6。
若い人が北谷側のフエースを登っている。すごーい。6級フエースより角度がきつい。一壁並みだ。


P4。
先行のM岡さんがすべり台上部を登っている。前尾根初めてという女性二人はのびのび楽しそう。


我々は、すべり台からトラバースして凹角ルートへ。いつもの岩には若い人がいるので、終了点は北谷側の岩。ここは初めて。

今、三組のパーテイがP4の岩にへばりついているのだ。P4岩さん、さぞ重いことでしょう・・・


P3。
6級フエースは相方が登る。M岡さんは別ルートがあるようでさらにもっと上で登り始めた。


上のチムニー。
フレンズをセットして、藤内側に向かって入り、右に向きを変えようとした時、ドーンと落ちてしまった。いたー!右足の内側くるぶしと膝内側が痛くて立ちあがれない。岩にひどくぶつけてしまった。相方はハハハと笑っている。笑いごとではないよ、まったく。歩けるかな?でも何としても登らなくてはと必死に登り直し、その後相方をビレイ。二つ岩への後半も痛くても頑張ってどうにかP3を終了。

ヤグラ下で靴を脱いで、足を見てみるが大きい傷はない。ただくるぶしと膝が真っ赤に腫れている。この足で登山口まで歩けるかな?湿布してテーピングすると足首がしっかりした。

相方は心配する様子もなく、まだやぐらにも登ろうとしている。「痛くて歩けない」って言っているのに・・・

足を引きずりながらP1から裏道へ。


その後の降りはほとんどストックに頼ってよたよた降る。


藤内壁の下辺りに来ると、バットレスや一壁に何人も張り付いている。楽しそうだけど、岩から落ちる事はいつでもどこでもだれでも起こりうる。それも一瞬、あっという間。今日、落ちるの体験しました・・・

足は痛いし、心は凹んでとぼとぼ歩く。なんで落ちたんだろうって考えながら。以前できたからって、今日もできるとは限らないのに。気の緩み?



登山口で、ちょっと草臥れたタニウツギ。ここまで、自力で歩けてよかった!

朝同様、御在所の空は曇っている。私の心も暗い・・・次はより集中しなければ。


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