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P4。
先行のM岡さんがすべり台上部を登っている。前尾根初めてという女性二人はのびのび楽しそう。
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我々は、すべり台からトラバースして凹角ルートへ。いつもの岩には若い人がいるので、終了点は北谷側の岩。ここは初めて。
今、三組のパーテイがP4の岩にへばりついているのだ。P4岩さん、さぞ重いことでしょう・・・
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P3。
6級フエースは相方が登る。M岡さんは別ルートがあるようでさらにもっと上で登り始めた。
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上のチムニー。
フレンズをセットして、藤内側に向かって入り、右に向きを変えようとした時、ドーンと落ちてしまった。いたー!右足の内側くるぶしと膝内側が痛くて立ちあがれない。岩にひどくぶつけてしまった。相方はハハハと笑っている。笑いごとではないよ、まったく。歩けるかな?でも何としても登らなくてはと必死に登り直し、その後相方をビレイ。二つ岩への後半も痛くても頑張ってどうにかP3を終了。
ヤグラ下で靴を脱いで、足を見てみるが大きい傷はない。ただくるぶしと膝が真っ赤に腫れている。この足で登山口まで歩けるかな?湿布してテーピングすると足首がしっかりした。
相方は心配する様子もなく、まだやぐらにも登ろうとしている。「痛くて歩けない」って言っているのに・・・
足を引きずりながらP1から裏道へ。
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その後の降りはほとんどストックに頼ってよたよた降る。
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藤内壁の下辺りに来ると、バットレスや一壁に何人も張り付いている。楽しそうだけど、岩から落ちる事はいつでもどこでもだれでも起こりうる。それも一瞬、あっという間。今日、落ちるの体験しました・・・
足は痛いし、心は凹んでとぼとぼ歩く。なんで落ちたんだろうって考えながら。以前できたからって、今日もできるとは限らないのに。気の緩み?
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登山口で、ちょっと草臥れたタニウツギ。ここまで、自力で歩けてよかった!
朝同様、御在所の空は曇っている。私の心も暗い・・・次はより集中しなければ。
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