エギーユ・ドゥ・ミデイ 

      3842m(フランス・シャモニ)
TOUR DU MONT BLANC
2011年6月29日 はれ

 T横イン・オレンジサイド前夜泊 
ネット予約プランで駐車料金十日間無料 (隣接駐車場 )

2011年6月30日 はれ

(シャトルバスで空港へ)
中部国際空港チェックインカウンター前8:30集合
10:40発AY−080便〜ヘルシンキ14:50着 
ヘルシンキ発16:10発AY869便〜ジュネーブ着18:10
(ガイドさんと待ち合わせ)(Oエンさんのタクシー)シャモニ・ホテル20:00

フインエアー・エコノミー。
偶然、ガイドのMさん夫婦と一緒になる。「ここは御在所と違うけど・・・」と言われてしまう。今日から約一ケ月ヨーロッパでガイドするそうだ。優雅だな。

今回、お世話になるH谷さん、御一緒する皆さんと顔合わせ。
税関の検査が済んで、免税店で、夫のサングラスなどを買う。空港内は広くて歩くのに時間がかかる。

機内の座席にはグーグルアースみたいなパソコン画面が設置され、現在の飛行状態が一目瞭然。計器は高度、速度、外気温なども表示。離発着国の時刻も。

腰の為に、エアークッションを二個用意して楽だった。機内食、飲み物も楽しい。エコノミー症候群予防に何度もトイレに立つ。天気がいいので、揺れはほとんど感じない。飛行機に慣れていない人には、穏やかな空旅で良かった。

ヘルシンキで乗り換え、ジュネーブへ。降り立った国の税関は、機内持込手荷物の水に厳しい。数個のアミノバイタルゼリーを怪しまれて、二回検査された。取り上げられなかったのでよかった。時計やベルトなどもはずす。

ジュネーブ。
タクシーで国境のある料金所を普通に通過する。スイスからフランス、シャモニのホテルに到着。空気が違う。ひんやりしている。
時差が、マイナス7時間なので一日が長かった。それに白夜のように、夜9時ごろまで明るい。夜が短いってことかな。今何時?って思ってしまう・・・


2011年7月1日 はれ

シャモニ〜(Oエンさんのタクシー)ミデイ展望台ゴンドラ乗り場〜展望台〜イタリア側最高峰(氷河歩き)〜中間駅ブランド・エギーュ(2308m)下車〜(ハイキング)〜モンタンベール(電車)〜ホテル

朝、ホテルの庭から氷河を仰ぐ。冷気が漂って、肌寒い。

ロープウエイ乗り場。
ブランド・レギーユの中間駅で乗りついで、上部へ。一気に3800mの世界に投げ出される。動くと、息苦しい。「それは普通ですから」 富士さんより高いのだからそうだよね。


通路脇ではクライミングする若い人達が明るい表情で準備中。ピッケルやアイゼン、カラビナも腰に揺れている。「いいな。羨ましいな。本物のクライミング!」
氷のトンネルをくぐると、そこは別世界。ネットや山の雑誌で見た絶景が目の前に広がった。

青い空にとんがった峰が何処までも続いている!グランドジョラス、シャモニー針峰群、モンブラン・・・。はるかかなたにマッターホルンも。氷河に向かう人が降りていく。
遠く蟻の様に見えるのはモンブランに向かう人!


さらにイタリヤ側へ三連のテレキャビンで。氷河の上を空中散歩。クレパスを避けるように氷河トレッキングする人がゴミのように小さい。氷河の波のようなうねりが何処までも続いている。


これが、モンブランで一番大きいメールドグラス氷河かな?



自分の目で初めて見る氷河に感激!悠久の時を越えて、今私の目の前にある・・・神秘的!


ナイフのような尾根にはちゃんとトレース!どんな人が登っているのだろう・・

突然現れた尖がった巨人の歯。空をつく槍のようだ。どうやってできたの?その鋭さに魅せられる。

乗り換えで、氷河の真ん中で停まるキャビン。それはドキドキ、ハラハラ!このまま、まっさかさまに落ちそうで・・・ずっと宙に浮いたままになりそうで・・・



イタリア側でキャビンを降りてモンテビアンコを仰ぐ。イタリアではモンブランのことをそう呼ぶらしい。フランス側とはまったく違う山容。


青空はどんどん広がって雲ひとつない!
クールマイユール方面の展望も見事!フランス側、ミデイの岩壁が随分遠くになった。


氷河に降りて、氷河を歩く。雪はしまって固い。これはモンブランに続く雪だ!しっかり踏みしめて、よく味わおうっと。めっちゃ幸せ気分。!

映画「岳」小栗旬よろしく、山においでよポーズ!

エギューユ・ドゥ・ミデイUにつづく。

         トップメニューへ
inserted by FC2 system