|
三回目。
階段すぐ右。チムニーみたいに登る。左の岩壁を持ったりして。ここが南山で一番難しいそうだ。階段状の岩上で、さっぱり動けなくなった。横からMおかさんがムーブを教えてくれて、どうにか登れた。やったー!
懸垂下降。
何回やっても自信が持てない。T川さんにチェックしてもらって降りる。
アイゼンで登り降りする人がいる。うまく一点に乗っている。すごーい。
|
ボルダリングが得意なOちゃんは初めての岩でも、すぐ取りつく。そしてあれよあれよという間に登った。未だ足も痛いはずなのに・・・
|
四回目。
二回目にやったルートで仕上げ。
もう、手も足も疲れてきた。さっき登ったルートなのに、思ったように体が動かない。力が出ない。弱気になる・・・懸垂下降。
一年ぶりの南山、岩登り終了。
|
Mおかさん「もう一本」と特訓を続ける。同じ所を何本も登っている。体でルートを覚えてしまうようにだろう。へこたれない根性の持ち主の彼女は何度でも楽々登って行く。上体が岩から離れて姿勢が綺麗。確実に足に乗っている。力みがない。動きが柔らか。
山岳会は厳しい。わがままは許されない。きっとそれに耐えた人だけが一人前になれるのだろう。彼女も数少ないその中の一人。休憩なしで登り続けている・・・
自分の甘さを思い知る・・・
|
ここは南斜面で温かい。風があたらないので冬の岩登り練習には最適。
翌日、あちこち筋肉痛。
|
|