西穂高岳
    2909m
(長野・岐阜)


西穂高からのつづき。

2007年10月7日 快晴

テント4:00発〜独標5:00〜西穂高岳(6:10〜6:50)〜西穂山荘(8:20〜8:50)〜ロープウエイ西穂高口9:40〜新穂高温泉一軒宿山荘富貴(10:00〜10:40)〜自宅14:00

西穂高岳山頂。
ぐるり360度の大展望。槍ヶ岳の横に剣や立山までもがくっきりと鮮やかに姿を現している。
そして双六岳は白い。初冠雪?初霜?そのたおやかな峰は、なだらかで優しく美しく女性的・・・。


奥穂高岳、つり尾根から前穂高岳の岩の世界に魅了される。
西穂高岳山頂、十月早朝の情景。
そして今ここに奥穂高への岩の世界へ向うはつらつとした若者。恐れる物など何もないようだ・・・。真摯な姿勢からその気迫が伝わってくる。
時間があったら我々も行きたい・・・。今日は時間がない・・・。


もう一度、槍ヶ岳、剣岳の峰をしっかり胸に刻んで西穂高岳山頂をあとにする。
まだ霞沢岳、焼岳、乗鞍岳に薄い雲が纏わりついている。朝霧に包まれて山々が幾重にも連なる・・・。美しい。


独標まで戻ると人でいっぱい。
少しずつ雲が消えて青空が広がる。蒼い峰が朝の光に輝く。天気は快晴。
真っ青な空に秋の雲。その美しさに心奪われる・・。



降りのガレ場では何人もバランスを崩して転んでいた。登って来た人が怖くて動けないような場面にも出会った。
そんな人や、石がいつ自分に向って落ちて来るかもしれない・・・。あまりにも高齢登山者が多いのに驚く。山は楽しいけれど一つ間違えば逝ってしまうのだから・・・。
自分も含めて「今、自分はこの山を安全に歩けるか?」よく考えて慎重に行動したい。


新穂高温泉富貴で錫丈岳を仰ぐ。黒い岩山が青空を背にどっしり聳えていた。いつか行って見たい山・・・。


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