野登山・仙ケ岳 

       851 ・ 965m(三重)

2011年11月27日 くもり

小岐須キャンプ場P6:50〜(一の谷)〜窓〜野登山8:30〜仙ケ岳10:15〜宮指路岳(11:35〜12:00)〜(ヤケキ谷)〜大石橋13:20〜P13:50

金曜日の夕方、腰に異和感。ぎっくり腰になりそうな・・・何度も体験済みなので、あの痛みが怖いのです!
T尾さん、Tさんにお願いした小岐須。途中で動けなくなったらと泣く泣くあきらめる・・・
山を休んだ土曜日、筋が違った程度だったようで動ける。行けばよかった・・・(後悔)
ということで、日曜日、はじめて二人で出掛けることに。


相方は二回目。私は多分三回目と思うが、方向音痴だからあてにならない。日記によると、前回は宮指路まで、五時間かかっている。遠い!


宮妻峡入り口から椿神社の前を通って、石大神前駐車場へ。

いざ出発。
野登山一の谷ルート通報ポイント@の看板から御幣川へ降る。片側てすりの橋を渡る。杉の植林された道を抜けると雑木林となる。地図では点線になっている所。テープがひらひらとあちこちに付けられている。

右手に見覚えがある深い滝が現れた。ぬるぬるとした滑りやすい地質。落ちないように鎖を持つ。

登山道は一の谷を右に左に渡渉する。河の淵は水が出ると荒れるので、わかりにくい。

左岸に上がってしまうと道がしっかりして、窓が近い。地図の通り、ここまでが迷いやすい。

通報ポイント一の谷Eの標識が出て、窓到着。
御在所と鎌ヶ岳、入道岳が目の前に。



左手、亀山の方向に伸びた尾根が黄色く光ってる!でもそちらには行かないので残念。

野登山への登り。急な坂道だが、時々、カエデ類の赤が目を楽しませてくれる。

国見の広場。
手前にGの通報ポイントは鹿除けネット。下草は何もない。広場は明るくなって、見晴らし台ができていた。目の前に紅葉した鳩ヶ峰。野登側から見ると、猫の背中の様に丸い。

御在所と鎌ケ岳が重なり合っている。



野登山。
広場を抜けて、林道を左に折れて電波塔から国見岩へ。そこには、壊れそうな古い鳥居があるだけで、山頂とは思えない。わからない・・・

掘割道から倒木をくぐってヌタバを超える。巻く感じで進むと巨木が迫って来た。長年の風雪に耐えた傷だらけの幹が逞しい。


野登寺。
静かだ。正面右手から登って林道に出た。


ガードレールのある林道からは、鎌ヶ岳と入道岳が大きく迫っている。


仙鶏尾根コースの案内板。
急な降りは植林されたヒノキ林。暗闇に落ちるように降ると今度は激登り。明るい高台に出た。地質は御在所と同じ花こう岩。

仙鶏乗越。
ここから屏風岩へ降りられるようだ。地図には載ってないけど・・・
前方で、人の声がした。今日はじめて!


背後に野登山と、仙鶏尾根。今あそこから登って来たんだ!足跡を記した尾根が愛おしい。


どこからかホラ貝の音が聞こえて来た。御嶽山や富士山のように、野登りを信心する白装束の方が登っているのかな?ふと一瞬時間が逆戻りして、別の時代にタイムスリップしたよう・・・

我に返って振り返ると、亀山方面が蒼く美しい。



イバラの蔓に、赤い実がいっぱいついて彼方に鎌ヶ岳!

仙の石。
岩場をいくつも越えると、石が見えて来た。大石の横から、遠く滋賀県側の町を見降ろす。御所平の草原がたおやかでのどか。あそこで寝転がったらあたたかそう。

西峰へ向かう。
足取りが軽い山ガールさんに、追い越された。「お母さんのアップリケが楽しい」と笑い転げている。あちこちつぎはぎのズボンなので・・・
リーダーだけが男性で、「もてもて」とうらやましそうな相方。


仙ヶ岳山頂。
写真を撮り合って、我々は先を急ぐ。まだ行程が残ってる・・・

宮指路への降りには足元に赤い実がいっぱい。ミヤマシキビ。コショウの木とかも。相方がさっさと速く行くので写真を撮る余裕がない・・・

前方に犬返しの険、宮指路岳、鎌ヶ岳、御在所と展望のいい場所に出た。宮指路岳までの長い稜線もつながっている。まだまだだ・・・



小社峠。
滋賀県側の谷に残った紅葉が綺麗。ここにも赤い実がいっぱい!

その後は、何度となく、登ったり降りたりしていると、右に大きく東海展望などの岩場が見えて来た。背後には、今来た仙ヶ岳からの稜線が続いている。

そして、前方に宮指路岳!


犬返しの険。
手前で宮指路から来た人「入道から」だそうだ。少し前方を歩いていた人を追い越して・・・

いつの間にか岩場を降ってしまっていた。なんか物足りない・・・こんなに短かかったのかな?

宮指路岳へつづく。

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