入道ケ岳 

       906(三重)

2014年11月15日 晴れ

宮妻キャンプ場P7:00〜(入道新道)〜入道ケ岳8:30〜イワクラ9:35〜奥の沢分岐9:50〜(奥の沢)〜P12:00

T尾さんから、宮妻へのお誘いメール。ありがとうございます。
いつも、宮妻と小岐須が頭の中でこんがらがっている私。ひも解いて、たしか水沢のもみじ谷から入るんだったなと、ここでどうにか集合場所を頭に浮かべることができる・・・

膝の調子がイマイチで、入道から鎌までのぐるり一周はできない。いつもながらの我儘で奥の沢までの半周にしてもらいました。

菰野まで来ると地平線に真っ赤な朝日。凛として・・・秋から冬にかけての朝はこんな素晴らしい出会いがある・・・


バンガローのトイレ前から、川を渡って入道新道スタート。ジグザグな急登で始まった。私の膝にはちょっと辛い。

開けた場所からどーんと鎌ケ岳と御在所が顔を出した。鎌ケ岳からはいくつもの谷が流れ落ちているのがはっきりわかる。御在所からの風が冷たい。これは北風。冬の風。

左手からは、紅葉が目に飛び込んできた。赤が鮮やか。

足元に、何やら白いガラス細工が光ってる?シャラシャラ・・・シモバシラだ。やっぱり今日は冬!


そして頂上近くアシビと笹原が出てきた。入道らしい風景に見惚れる。踏まれそうなのに、道の真中にリンドウが一輪。

アシビの林からは、今から行くイワクラが望めた。あんなに遠いんだ。


入道ケ岳。
たおやかな草原の山頂から、水沢岳から鎌ケ岳、御在所の峰がくっきり、格好いい。


奥の宮へ。
ここでT尾さんからオニギリ。有難くいただきます。



重ね岩。
乗ってみよう。てっぺんが、まるで刃物で切ったようにすっぱり割れていた。面白い岩。

イワクラ。
風がきついので先端に行くのをあきらめ、張りつくだけにする。本当は行きたいけど・・・

手を伸ばせば届きそうな水沢岳、鎌ケ岳。でも今日は奥の沢から降りるので鎌へは行かないのです・・・


登山道に立派な案内板「奥の谷」があった。


滋賀県側の谷は日がさしこんで奇麗。反対の
三重県側、奥の沢は暗かった。日が差し込まないようだ。
陽だまりを求めて、道なき道を歩く。いつのまにかムラサキシキブ広場。少し降ったところが暖かそう。ここは頭の上には黄葉も残って華やか。風も穏やか。



写真を撮っている間に、石のテーブルとイスが出現。素敵なレストランができてました!おでんであったまって、気分は涸沢。

石を元に戻し、谷を見上げると、ゴロゴロした岩がいっぱい。よく見ればとても危ない場所だった?


今日のメインはここからでした。林道に出合うまで右に左に上に山が黄色。奇麗!


分岐。
立ったまま一休み。この先の林道は、この春、だらだら長くて疲れたところだが・・・


歩き始めると、奇麗どころが次々登場。手も目も首も休む暇がない。まるで美しい万華鏡!錦絵が目まぐるしくくるくる入れ替わる・・・


宮妻は秋色に染まっている。


駐車場に着くと、奥の沢の案内板辺りで追い越して行った人たちとばったり。強風で鎌ケ岳をあきらめ、水沢峠から降りたようだ。時間的にあまり変わらないのかな。
宮妻の青空と錦繍に魅せられて、大満足の一日でした。膝にも優しかった・・・


水沢から狭い山道を湯の山温泉駅へ。午後からは曇って、しぐれ模様。菰野町から我が家まで、ずっと虹が追いかけてきた。

         トップメニューへ
inserted by FC2 system