御在所

        1212m (三重)
GOZAISYO

2009年6月4日 くもり 

P8:40〜(中道)〜○○岩(9:40〜14:00)〜(中道)〜P14:40

雨が降り出しそうなので○○岩で練習。
この岩は、登山口から近いので、天気が怪しい時などに山岳会でも使うそうだ。ボルトが新しい。

トップロープ、一回目。
先ずトップさんがフリーで登って支点を作る。下は木に縛る。フエース真ん中のルートを登る。何にもスタンスがないと思えた岩には、良く見ると小さいスタンスがある。一点に乗るようにしよう。上半身が岩にくっついてしまうと滑る。頭でわかっていても体が離れない。
膝を伸ばし、ゆっくり乗り込む。直前で少し左上する。テッペンのボルトに自己確保を取る。岩に立とうとするが怖くて立てない。足が震えているのがわかる。中腰へっぴり腰でバンザイ。すぐに岩にしゃがみこむ。

ロアーダウン。
後ろ向きに岩に立つ。自己ビレイをはずす。降り始めの一歩が怖い。意識して体を起こして下降する。


若い人が通りがかって飛び入り。やりたがりで、怖いもの知らずで、なんでもすぐできる!若いって素晴らしい。

二回目。
次はフエースの左端、岩の角を左手で押さえながら上る。足裏で感じる岩のざらざら感!めちゃ気持ちいい・・・。滑る感じがしないので、真ん中のルートより登りやすい。すんなり上へ。ロアーダウン。


三回目。
チムニー。数年前に下の方でチムニーごっこしたけど・・・。P6よりも長くて、滝谷並みの?長さだけど上まで行けるかな?
背中を浮ける時、両手を後ろにやった方が楽。足も時々変える。何か背中あたりに痛いと思えばボルト。あっという間に上に来ている。どんどん隙間が狭くなって身動きできない。
少し外に出て左を見れば小さいスタンス。それに乗って180度体の向きを変える。岩に立つ。先ほどのフエースよりは怖くない。上の岩で自己ビレイを取る。

○○懸垂。
ルベルソをセット。下の手は絶対離さないようにして岩を歩く。岩のない所へ行くと足が宙に浮いた。サーカスみたいにブラブラ降る。地面に足がついてホッ。全員、○○懸垂で降りる。

フエースあり、チムニーあり、○○懸垂ありのなんでもあり。○○岩あれこれ初体験。駐車場ではウツギが咲き乱れていた。



2009年6月7日 はれ 強風

清掃登山らしくて朝六時に駐車場は満車。裏道のゲートに移動。ここも多くてキャンプ場の少し上に止める。

人が多いのと強風の為、○○岩へ。
T小屋何代目かのW君。この岩ははじめて。ギャラリーの声援を受けてフエース、チムニーと挑戦。最後にはチムニーを降る!雷などで急に撤退する時に、チムニーを降らなければならないことがあるそうだ。
スキーの得意なKさん、この岩初めてでも楽楽。身軽にひょいひょい登って降る。素質がある人はすぐできるんだ!



素質も何もない私・・・。苦手なフエースを繰り返し練習。風に吹き飛ばされそうで怖い!
二回目のチムニー、○○懸垂。前回よりスムースだったかな?


今日初挑戦はリッジ。
手はフエースに置いて、足は1点に乗り込む。立つ。リッジの一番上からフエースへ乗り移り終了点へ。

降りて自分が足跡をつけた岩に見入る。さっきまで、なんでもなかった岩なのになぜか親近感がもてる・・・。




2009年6月11日 雨

P〜(裏道)〜小屋〜前尾根P7〜小屋〜P

裏道から。ゲート前に駐車。青空が広がっている。天気は回復するのかな?
一壁へ行ってみる。前日の雨が壁中ほどから沁み出している。ヌルヌルしてそう。あきらめて前尾根へ移動。

P7。こちらも湿っているが一壁ほどではない。
トップが二人を確保。テラスまで三人上がった。すると急に雨が降ってきた。背中に叩きつけられて痛い。大粒の雨だ。カッパを着ていたが首から雨が入ってずぶ濡れ。
ここから懸垂下降することに。なぜか気が急く。焦る。体が冷えて寒い。かじかむ手でルベルソをセットし、震えながら下降する。本ちゃんでも、雨の中、急に降りなければならないことがあるので良い経験だとは思うけど・・・。寒いよ!

雨が止んだ。岩は濡れているが、上り方を教えてもらう。中ほどクラックは左手を肩からジャミング。抱きかかえ岩下にはホールドがあった。その後は体を外に出してあがる。
濡れると体力を消耗するのはきっと熱を奪われるから。さ・む・い・・・。
早く温泉へ入りたいな。そればかり考えて裏道を歩いていたら、体はぽかぽか温かくなってきた。あいにく温泉は休みだった。


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