御嶽山

3067m(長野)

ONTAKESAN

2003年10月5日 快晴

 S・I ・Kさん・Y夫妻・I 夫妻・I 夫妻・夫と10人

自宅5:00〜御嶽ロープウェイ入り口8:30〜8合目10:00〜3の池〜5の池の小屋(12:30〜13:30)〜ロープウェイ16:30〜阿寺渓谷付近の温泉〜自宅21:30

ロープウェイ¥2400 

今年は霜が降りるより早く凍ってしまって、紅葉は色が良くないとロープウェイの人の話。8合目の紅葉はしぶく茶色だった。ナナカマドの赤い実だけが目立った。
天気が良かったので、下から9合目の小屋や山頂の小屋もよく見えた。頂上を踏んだことのないI さんは剣ケ峰から行くことになった。我々は三の池の方へ進んだ。
薄く雪化粧した槍ケ岳、穂高岳、乗鞍岳を望みながら、霜柱を踏んで雪や雪渓の上を行く。シラタマノキの白い花やブルーベリーがかわいらしく、緑のハイマツと赤いクサモミジのコントラストが山肌に鮮やかだった。



三の池からは、右回りで五の池へ上がる。上から見下ろすとエメラルドグリーンの三の池が、キラキラ光った。
はじめて三の池を見たときの感動がよみがえって、ああ御嶽に来たなと今日は懐かしい感じがした。三の池はあの時と同じように迎えてくれた。飛騨頂上の岩には雪が付いて風は冷たく、五の池は凍っていて御嶽は冬だった。



突然飛騨頂上からI さんが「伊藤さん」と走って降りて来た。彼は8合目から剣が峰、飛騨頂上、五の池まで、2時間半で来たことになる。山岳マラソンにでも出られる健脚ぶりに驚かされた。
五の池の小屋の前で、濁河温泉へおりる直前の桑名のKさんらのパーティと合う。すぐ下にテントが張ってあるという駐車場が見下ろせて、濁河からは急登であることが一目でわかった。
青く鮮やかな白山、別山、能郷白山を前に、夏にはコマクサが咲くという小屋の前でそのコマクサを想いながら食事をとった。
下り8合目下の木の階段はすべりやすく、以前腰を打った事があるのでゆっくり下りた。
今回は剣ケ峰を踏まなかったから少し物足りない気持だったがそれどころではなく、この後ロープウェイの事故があって我々は間一髪で助かったことになる。

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