御嶽山

        3067m (長野)
2010年2月6日 小雪

自宅20:30〜御嶽ロープP・24:00(車中泊)

小雪が舞う雪道を走る。今日まで冬型が強まっていた。明日は晴れそうだが・・・。

2010年2月7日 曇りのちはれ 強風

(登山)P8:00〜御嶽山〜P14:30〜木曽温泉16:00〜自宅19:30
(スキー)8:00〜13:00

横殴りの風が吹いている。強風に車が揺れる。ガスっているし、小雪も降っている。
ゴンドラは動いていない。登山の夫らはリフトを乗りついで上へ行くようだ。赤旗を背負って出発した。私は初めて御嶽ロープでスキー。

御嶽山て、こんな雪が積るんだ。昨夜から降り積もった雪はふっかふかでめちゃ軽い。

第一リフトから出発。
左に降りて林道コースと合流して広い初心者コースへ降る。ミニスノーパークもある。

第二リフトへ。
左手にかなり急なコブ斜面が見えるけど・・・。
時々、コースからはみ出して、リフトの下へボーダーが滑ってくる。雪になめらかに乗る感じが楽しそう。

左手に降りるスターコース。数十センチの新雪の斜面にはまだあまり滑った跡がない。圧雪されてない。とんでもないところへ来てしまった。こんなところ私に滑れるかな?雪の中に板が潜ってしまう。こんな雪知らない。自然に体に力が入って構えてしまう。が何ともなく板が潜って進んで行ってしまう。「止まるだろう」という予想を裏切られて前のめりになって何度も転んでしまう。何なのだろう、この雪。きっとこれがパウダースノー。よく考えてこれは山スキーだと気付く。斜度はきついし、雪は積ったままだし・・・。


この斜面を滑れるようになりたいと、横に大きくターンしたり、小さく回ってみたりするが、何度挑戦してもうまく滑れない。大回り?華麗にも一回のターンで滑り降りる人がいる。波乗りのように雪に乗って、空中を舞っている。どうしたらそんな風に滑れるの?

下部はコブゲレンデなので右のチャレンジコースへと進む。ここの下部もふかふか。
何度目かの降り、上から人がふっ飛んで来た?気がつくと左足の板とストックがない。少し前にボーダーが雪に埋もれている。一瞬のことで何がどうなったのかわからない。板とストックはずっと後ろにあった。接触されて?二人とも一緒に雪を滑り落ちた?何処も痛くない。柔らかい雪に救われた?粉雪に埋もれてそう思った。人に迷惑かけないように、その後は後ろからの人にも気をつける。

登山者が数名ゴンドラの下を登って行ったが、すぐ戻ってきた。ラッセルをあきらめたのだろう。

ゴンドラが動き始め、リフトを使う人が少なくなった。日曜というのに広大なスキー場に人はまばら・・・。



ガスがとれていったので、最上部の第三リフトへ。飯森高原駅、標高2150m。

御嶽山山頂には雪煙が舞う。乗鞍岳もまだガスっているが、展望が開けてきて最高だ。斜面はよく踏まれて滑りやすい。さっきまでの苦しさは何だったのだろう。めちゃ楽しい。

目の前に中央アルプスが大きく迫っている。今日の最高はこのパノラマコース。


上からセンターハウスまでつなげるとすごく長い。今日、滑っていないコースも行けるようになりたいものだ。

脚が限界になってきたので降りよう。フアミリーコースまで来るとちびっこがいっぱい。広いので伸び伸びできて楽しそう。


山へ行った人も帰って来た。山上駅からすぐにラッセル。中の湯からの夏道を超えて樹林帯を進んだそうだ。稜線に出る頃は胸までの雪を二人で交代ラッセル。今日の粉雪はわかんが正解。何度も踏んでやっと一歩進むという柔らかな雪だったとか。スノーシューは御嶽山の新雪にはうまく使えなかったそうだ。

稜線の風は半端でなくふっ飛ぶ。スキーヤーが一人だけで、登山は彼らだけ。登り5時間、降り1時間あまり。怖がりの誰かがいなかったので思い切り歩けたようです。御嶽山の新雪独り占めできてよかったね。

おまけは、まっ白の雪道ドライブ。感動の余韻がいつまでも続く・・・。


木曽温泉。
¥500 茶褐色の温泉でぬくぬくあったまり、白川氷柱群にも見とれる。
大雪のため、行動を控えた人が多かったようで、スキー場も道路も空いて楽でした。

今回、ふっかふかパウダースノーを体験できて超ハッピー!御嶽山は極上雪たっぷりでした。

         トップメニューへ
inserted by FC2 system