涸沢のテント着。
雪の少ないゴジラの背には二人だけ取り付いている。明日の天気は曇りから下り坂。北穂高岳はあきらめ、降りれるところまで降りよう。
テントを撤収していると、隣の方から話しかけられる。なんと半そでシャツに、ショートパンツスタイル!
山歴40年。「毎年、涸沢へ来る。今回も奥穂と涸沢岳へ。東稜は雪が多い時がいい。前穂は岩が脆いから夏でも危険。持った岩ごと落ちる事故が多い。縦走するなら、長野県側寄りに歩けばトレースがなくても風があっても大丈夫。」次回の参考にさせてもらいます。「山やさん」と同等の山行ができて満足!穂高岳の神様に感謝して、涸沢を後にする。
本谷からはぞくぞく人が登ってくる。ほとんど大きいザックを背負った年配さん。昨日よりずっと多い。みんな苦しそうだけど体調大丈夫かな?トラバース道での対向では足を踏み外したらと心配になって、早めに道をあける。
中に横長の布製ザック(キスリング?)の人を発見。ザックそのものが重そう。雨で濡れたらさぞ重かろうに・・・。横長は対向するのも一苦労だ。
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