燕 岳
2763m (長野)

TUBAKURODAKE

2004年4月30日 晴れ I・H・A・M・N・Mさん 夫と8人

自宅22:00発(中央道事故の渋滞にはまる)

5月 1日 快晴

中房温泉7:30〜合戦小屋(11:30〜12:00)〜燕山荘(テント設営13:15〜15:00)〜燕岳15:30〜テント16:00

渋滞にはまったため仮眠できないまま朝になる。縦走のため降りてくる予定の三股に車を置き、もう1台で中房温泉に行く。
登山道は程よい距離でベンチがあり良く整備されている。小屋は屋根まで雪に埋もれていた。ここからは北アルプス3大急登の一つらしく険しい登りとなる。合戦尾根の途中から左手には槍ケ岳の穂先が、右手には鹿島槍ケ岳が前方には燕岳の岩が現れた。燕山荘も見えはじめた。
「山が呼んでいる」と幸せ感一杯の声で誰かが言った。


稜線に出ると槍ケ岳の全景が目に飛び込んできた。さらに右に目をやれば笠ケ岳、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、真砂岳、野口五郎岳、烏帽子岳、立山、剣岳、燕岳、針の木岳、蓮華岳、鹿島槍ケ岳、妙高、四阿山、浅間山、美ヶ原、八ケ岳、富士山、北岳、甲斐駒ケ岳とずらり360度の見事な大展望。
息が止まってしまうほどの圧巻。手に取るように見える北アルプスの山々を前に、しばらくは声も出ず立ち尽くしていた。


皆が来て燕山荘の前の雪原にテントを張った。風当たりがきついテント場だった。はじめて来た4人だけで岩に表情があって面白い燕岳を往復する。
山頂からは立山、剣岳、針の木岳などがすぐ近くに望めた。剣岳の峰の白さが雪の深さを物語っていた。南斜面なのか針の木岳は雪がなく黒い岩山に見えた。
夕食はすき焼き。山で食欲があったのははじめてでアルファ米のごはんもとてもおいしかった。

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