剱沢
     
(富山)


2011年9月22日 くもり

自宅20:00発〜立山駅前P24:00(車中泊)

立山駅につく少し前から雨が降ってきた。弁当忘れても傘忘れるなと言われる富山。やっぱり・・・

2011年9月23日 はれ

P〜立山駅6:20〜美女平〜室堂(7:30〜7:40)〜雷鳥沢8:20〜剱御前小屋10:30〜剱沢テント場11:15(テント泊)

ザックの重さ、夫19キロ、私13キロ。
ケーブル、バスと乗り継いで室堂へ。室堂終点近くでバスの運転手さんが「なんとなく山が白い・・・」と言っている。霜が降りたのかな?

室堂で登山届提出。気温4、8度。
剱岳山頂や、小窓の鉱山道滑落死亡事故情報に、気分を引き締める。


手袋、ネックウオーマーをつけて出発。
立山も歩きたいと思っていたけど、今回はパス。明日の北方稜線の為に、体力を消耗しないようにと、雷鳥平から。

朝の光に湖面が美しいみくりが池の彼方に、朝霧たなびく神聖な立山を仰ぐ。草紅葉が始まった。でも山は緑。夏の装いのまま。山が大きいので、自分がめちゃちっぽけに思える。

白いシラタマノキ、赤いナナカマドの実が、緑のハイ松に映える。



剣御前小屋手前で雪が出て来た。毎日山を眺めてお仕事されているバスの運転手さん、さすが!どこか昨日と山の色が違ったんだろう。初雪でした。

剱御前小屋から剱沢へ降りる斜面の雪は残雪。剱山荘へ向かう人を見送る。


霧に包まれ、テント場へ降る。大岩の近くに設営。一瞬、霧が消えてパッと青空が広がった。カラフルなファッションの若い人が多い。

明日の下見で、剱沢小屋へ散歩。八峰が見え始めた。池と文部省研修所の青い屋根が綺麗。この辺り、やっとナナカマドが色づき始めている。



午後一時、空が暗くなってきたので、テント場に戻る。小雨?雨にしてはふわふわしている・・・雪だ!剱岳には、九月に雪が降る!テントの上にどんどん積もる。中から、天井をたたいて雪払い。雪がさーっと滑り落ちていく。外の雪も払う。



雪の中を剱沢小屋の方へ降りて行く人がつながっている。皆、背中のザックが雪まみれ。

山は薄化粧。派出所前の雪だるま、愛嬌がある!



夕方6時頃、寒くてたまらない。カイロを張って、持っているもの全て着こむ。やっと温かくなった。

夕食、アルファー米山菜ごはん、トマトのスープ、ソーセージ、巨峰。

夜中に満天の星。頭上にカシオペア座がくっきり。流れ星二個みっけ。いいことありそう・・・

北方稜線へつづく。
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