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2004年12月12日 晴れ 夫と二人
旧料金所P7:00〜小屋・前尾根テストストン〜(藤内沢)〜朝陽台(12:00〜12:45)〜(本谷)〜P14:15
テストストンでアイゼンをつけて練習。すべるので難しい。つま先に力をいれるがうまく上がれない。怖くて膝が曲がるし体を岩から離せない。慣れるまで何度も練習しよう。
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一壁の岩場を一周。Tさんが言っていたバットレスとの間から中道に抜けるという道を見上げるが大岩があってちょっと険しそう。この次にしよう。
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藤内沢からツルムへ。ザイルが2本現われて下は絶壁。確保してもらって上がると目の前に岩が迫った。これはツルムの北側の岩らしい。そこを又確保されて上がると目の前にツルム。左に回りこむと左前方下に1壁とバットレスが見えた。一壁を見下ろす所にいるなんて感動。間違いなく憧れのツルムの肩にいる。
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前を見上げれば巨大な垂直の壁がそびえている。多分目の前は中尾根。ザイルで確保。クライムダウンで左にトラバースしツルムと中尾根の間に降りた。
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奥又のマイナスの滝を右下に見て、2ルンゼのアイスクライミングの滝を左に谷を詰めると見覚えがある岩の上に出た。積雪時にアイスクライミングを見に来た岩だった。
藤内沢へ下りようとしたらなにやらガサゴソ。よく見ればカモシカ。「きー」というような声を出しじっとこちらを見ている。食事中だったのかな?邪魔してごめんね。我々が通り過ぎたら元の笹の中に戻っていった。
3ルンゼから奥又尾根を歩き朝陽台に出た。憧れのツルムの肩に上がれた興奮がまだまだ覚めやらぬ状態。これって「クライミングハイ」?
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