八方山ケルン。
雪質が変わって来た。サクサクしたいい雪。スノーシューをつける。急登は息が上がって足も重くて呼吸を整えるのに休んでばかり。多分ゴンドラやリフトで高度が一気に上がったから。少し頭痛もする。白馬三山や五竜を見ながら、無理せずゆっくり進む。
ここまで上っても風はほとんどない。こんな好天にアルプスを歩けるなんてラッキー!天候がいいと心に余裕があってより楽しくなる。八方尾根の雄大さを感じながら、そしていい雪を楽しみながら歩く。
ダケカンバ林。
ここでスノーシューやワカンを置いて行く。私はアイゼンに替える。前に若いカップル。後から三人グループ。そのうちのリーダーらしき方が歩き方など親切に教えてくれる。
雪はしっとりしてきた。これこそアルプスの雪の感触。山スキーヤー、ボーダーが次々登って来る。
八方池を過ぎるとやっと体が慣れてきて足が軽くなった。
丸山ケルン。
雪に大きい穴。先ほど降りた方が前夜雪洞に泊ったといっていたがきっとその跡。寒くなかったそうだ。
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