入道ケ岳 

       906(三重)

2009年11月21日 くもりのちときどきはれ 

小岐須渓谷大石橋P7:00〜(池ケ谷)〜入道ケ岳8:40〜(イワクラ尾根)〜イワクラ9:30〜イワクラ尾根分岐10:00〜小岐須峠10:53〜宮指路岳11:04〜三体仏岩(11:22〜12:00)〜(ヤケギ谷)〜P12:55

入道ケ岳から宮指路への小岐須左回りコース。山の家からさらに車で大石橋まで入る。橋手前に駐車。宮指路岳から入道ケ岳へ行くという大阪の人が山の家から歩いて来た。我々と逆周り。

Tさんが到着して出発。橋下に滝を見る。少し山の家方向に林道を戻り、左手の池ケ谷通報ポイント@から、先ず入道ケ岳を目指す


御在所の中道と同じでいきなりの急登。落ち葉に滑るので慎重に足を置く。左手が池ケ谷。谷沿いに尾根をトラバースする感じだ。左足を滑らせたら下まで止まらない。

くぐり岩という石門みたいな岩を見下ろす。ロープがついた岩場を登る。結構新しい避難小屋が現れた。入口は落石でふさがれている。ちょっと時雨れて来た・・・。

辺りのシロモジなどの木は根元で株別れしている。まるで畑で栽培されているように見える。シキビが多い。こちらも日あたりのいい斜面に植えられたように見える。ここはヌルヌルして滑りやすい地質のようだ。


山の家からの滝ケ谷道と合流した。見下ろすと谷が美しい。足元には落ち葉がいっぱい。小さい葉が多いけどブナ類かな?

左手後方に仙ケ岳や宮指路の尾根が目に入る。瀬音を聞きながら、はらはらと枯れ葉が舞う森を歩く。このあたり、足が埋もれるほどの落ち葉が降り積もっている。ふっかふっかの落ち葉を蹴って枯れ葉ラッセル・・・。

こんな豪勢な落ち葉絨毯もちょっと歩けないよね。めちゃ贅沢。落ち葉に遊んでもらっていい気分。池ケ谷は風情ある静かで綺麗な谷だ。

流れが小さくなって伏流しゴロゴロした岩の涸れ沢になった。入道らしく、やっと馬酔木が見えてきた。その先には杉と檜が植林されている。岩と杉の変わった組み合わせの?林を越えるとゴルフ場のような広場が見えてきた。

入道ケ岳だ。


秋をくぐり抜けて冬の空へ飛び出した!



右に折れて、山頂の鳥居へと進む。日が差してきて明るい。広い。寒い。アシビに花が咲いた?それは赤い花芽。どの木にもいっぱいついている。このまま冬を越すアシビは強く逞しい。
北に目をやれば笹原とアシビの彼方に鎌ケ岳が格好いい。鎌尾根という翼を広げ、御在所を従えているように見える・・・。

ここにもあった!鳥居の下にM脇さんのプレート。見下ろす大地に伊勢湾が綺麗だ。南には先週行った野登山から仙ケ岳、宮指路岳。360度見渡せていい気分。



山頂は風当たりが強いので、風をよけて鳥居から少し下る。バナナでエネルギー補給して一息いれる。

北の頭へ行って北尾根、入道新道を見て、祠へと進む。鎌ケ岳、御在所、キララと峰の連なりが美しい。吸い込まれてしまいそうな宮妻峡。遮るものが何もなく、すぐそこに山と谷が迫ってきてドキドキする・・・。


祠の前を通ってイワクラ尾根へ。
右手宮妻峡へ滑落しそうな箇所もあるので慎重に足を運ぶ。


イワクラ。
まだ少し紅葉が残っている。ちょっと立ち寄って岩歩き。宮妻峡や目の前の水沢岳に光が差し込んで綺麗だ。ざらざらした岩が、超気持いい!

宮指路岳へつづく。


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